おはようございます!チホケスタです!
某地方都市で4兄妹育児しています。
長男8歳、次男6歳、三男3歳、長女0歳10ヶ月。
次男三男がそれぞれ入学入園です。
そしたらすこーし、一息つけそうな気がします。
色々昔を思い出したりなんかして
ふと、「そういえば赤ちゃん返りあったなあ、、、」
としみじみしてました。
上の子の赤ちゃん返り、経験ある方も多いと思います。
これから下の子が産まれる予定で、上の子との兼ね合いに今から悩んでる方もいらっしゃるかと思います。
今日は次男が産まれた時の長男、三男が産まれた時の次男、長女が産まれた時の三男のようす、
その時どうしたかの対策やその後どうだったかを書いていきたいと思います。
目次
赤ちゃん返りとは
赤ちゃん返りとは
「幼児期になった子がおっぱいを欲しがったり
おむつを履きたがったり、赤ちゃんのような行動をすること」
主に下の子が産まれることで起こる現象のようです。
5歳でも赤ちゃん返りしない子もいるし、中学生でも赤ちゃん返りする子もいます。
赤ちゃん返りしても、すぐ終わる子もいれば、長く続く子もいます。
上の子からすると下の子が産まれた時の衝撃は
円満で仲の良い夫婦と思ってたら急に夫が浮気相手を家に連れて来て「今から一緒に住むから」と言われた妻の心くらいの衝撃だそうです。
そんな中浮気相手ばかり相手されたりしたら嫉妬で気が狂いそう。
夫の気を引くためにあれこれしそう。
夫にばれないように浮気相手にいじわるしちゃうかも。
この「夫」を「ママ」に、「浮気相手」を「弟、妹」に替えたら子供の気持ちが見えてギュッと切なくなります、、、。
次男産まれた時の長男の赤ちゃん返り。赤ちゃん扱いされたがる。
次男がお腹にいる時、長男は2歳になりました。
まだまだ言葉も話せず、こちらの言ってることもそこそこ理解出来るけどちゃんと伝わらなかったりするくらいでした。
妊娠前よりもちょっと甘えてくる、抱っこしてもらいたがるなどはありましたが
産まれるまでは赤ちゃん返りはありませんでした。
次男を出産後、実家に私、長男、次男で里帰りしました。
長男は2歳4ヶ月。
こちらの言ってることは理解している。でも長男の言うことは半分わかればいい方でした。
長男の赤ちゃん返りは
赤ちゃんのように横抱っこをしてもらいたがる
赤ちゃんのように哺乳瓶で牛乳を飲みたがる
それ以外に目立った赤ちゃん返りはありませんでした。
そして1週間ほどで終わりました。
後は私の父が毎日お風呂に入れてくれたり、公園遊びやスーパーにお菓子を買いに出かけたり
![](https://chihokesta.com/wp-content/uploads/2019/04/8418B8B5-24CE-4082-B3E8-F20FA4A49260.jpeg)
毎週TSUTAYAにDVDを借りに長男を連れて行ってくれました。
長男もじいじが大好きだったので、楽しく過ごせていたようです。
実家には1ヶ月半、その後自宅アパートに戻りましたが、また赤ちゃん返りをすることはありませんでした。
三男産まれた時の次男の赤ちゃん返り。なんでもお母さんじゃないとダメ!
三男を妊娠出産した時は長男5歳、次男2歳。出産後少しして次男は3歳になりました。
驚いたのは三男妊娠中、長男が赤ちゃん返りしたんです。
次男が産まれた時の気持ちを覚えていて、三男産まれる前に複雑な気持ちになっていたんだと思います。
5歳になり、もうほとんどなくなった癇癪をよく起こすようになりました。
「おきがえさせて」「ごはんたべさせて」
と甘えるようになりました。
三男妊娠中にまだ2歳の相手をしながら5歳の癇癪を受け止める、けっこうハードな時期でした。
長男の2度目の赤ちゃん返りは出産した途端に終わりました。
三男を出産し、退院後は次男と三男だけを連れて私の実家へ。
長男は夫と一緒にアパートに残り、幼稚園頑張って行ってました。
しかし次男の赤ちゃん返りは長男の時よりやっかいでした。
次男の赤ちゃん返りは
「すべてのことをかあちゃん(私)がやらないと嫌」
というものでした。
次男のごはんを用意するのも、食べさせるのも私。
次男を着替えさせるのも、着替えた服を洗濯機に入れるのも私。
しまいには観たいDVDをデッキにセットするのですら私じゃないとダメだと、、、。
お風呂ももちろんなので私はシャワーのみで、次男だけを湯船に浸からせてました。
私の父は何をしても「かあちゃん!」「じいじダメ!」という次男に
「オレは次男に嫌われてるんだ、、、」
と凹み、全く相手しなくなってしまいました。
私の母が何とかご機嫌を取り、ごはんを食べさせてくれたり公園やスーパーに連れ出してくれました。
そして癇癪もひどくて、ちょっとでも気に入らないことがあるとひっくり返って泣き、そのたびに
「かあちゃん、きらい!」「かあちゃん、きらい!」と言うのです。
![](https://chihokesta.com/wp-content/uploads/2019/04/4E97ED98-A34F-4AE1-9675-C97FB0F2C811.jpeg)
毎日何回も言われてまるで海の底を次男と永遠と彷徨っているような
暗い暗い気分になっていきます。
「ほんとは好きだけど、三男が産まれて取られちゃう、そんなかあちゃんは好きじゃない!」の嫌いなのはわかってるけど
やっぱり「嫌い」と言われると悲しい。
最初は「うん、うん、かあちゃん嫌いになっちゃったんだね。でもかあちゃんは次男が大好きだよ」
と言ってましたが、2週間くらいで限界がきました。
「かあちゃんだって嫌い嫌い言われたらしんどい!もうやだよーーー!!」
と次男と一緒に大声でわんわん泣いてしまいました。
土日で夫と長男が来ると、以前のように楽しそうな様子を見せていたので
「急に実家に泊まって、おもちゃもないし、長男のような遊び相手はいない。自宅に戻った方が次男のためにもいいかも」
と、産後2週間で自宅アパートに戻りました。
自宅に戻ってからはだいぶ落ち着いて、日中家のおもちゃで遊ぶ、好きなテレビを観る、同じアパートの1つ年下の友達の家に遊びに行くなど、いつも通りの時間を過ごせて
実家にいる時ほど癇癪も起こさずだんだん落ち着いてきました。
3ヶ月くらいで赤ちゃん返りはおさまったと思います。
長女が産まれた時の三男の赤ちゃん返り。赤ちゃん返り、なかった??
長女を妊娠した時は長男7歳、次男5歳、三男2歳。
また長男が赤ちゃん返りするかな?と思ったらしませんでした。
次男も赤ちゃん返りするかな?と思ったけどしませんでした。
この頃はアパートから一軒家に引っ越しており、長男は小学生、次男も幼稚園児だったので
里帰りはせず自宅に夫のお母さんに来てもらうことになりました。
出産の2週間前から産後2週間までの1ヶ月、子供たちのお世話や家事をしてもらいました。
さて、長女が産まれた時の三男ですが、
赤ちゃん返り、なかったんです。
長女をかわいいかわいいと愛でているだけで、ミルクを欲しがるとかかあちゃんじゃなきゃダメとかもなく。
それには「おそらく」な理由があって
夫のお母さんが強烈すぎてそちらの対応で赤ちゃん返りする暇がなかった
というのがあります。
![](https://chihokesta.com/wp-content/uploads/2019/04/A4C47CDB-C82F-4D55-9176-8DF45A9523F7.jpeg)
夫のお母さんはちょっと、毒親で。
ひとことでいうと「過干渉でネグレクトな元保育園園長の教育ママ」のままおばあちゃんになった人でして。
そんな夫のお母さんとの慣れない生活にいっぱいいっぱいで家族全員がメンタルズタボロになり
産後早めに帰ってもらいその後みんなで労いあった為
三男の赤ちゃん返りは特になく過ごしていきました。
赤ちゃん返りで有効だった対策
長男の時も次男の時も三男の時も、ともかく前向きに、ポジティブに話をすることを心がけてました。
赤ちゃんがおなかにいる間に赤ちゃんに対するいい印象を植え付ける。
「おなかに赤ちゃんいるよ。長男の弟だよ今はこれくらいの大きさかな?」
おなかをさわると「あ!動いたかな?嬉しいって言ってるよ!」
「早くにいにと遊びたいって。長男が大好きなんだね」
と、赤ちゃんと自分の関係に前向きになれるような言葉をかけてました。
下の子が産まれてからはよく言われる「上の子を優先にしましょう」も意識しました。
でも、「長男の行動優先」より、「長男の感情優先」に気をつけていたと思います。
もちろん行動でも優先してあげることが多かったです。
長男も次男もオムツ替えなら長男を先にやってあげる。
次男のミルクと長男のおやつなら、長男のおやつを先に用意してあげる。
次男のミルクやオムツの時に抱っこで割り込んできた時は、躊躇せずぎゅーっと抱っこしてあげる。
でも、次男をずっと泣かせておくわけにはいかないので
「よし!次男にミルクあげるね!」
と明るくさっぱり切り替えさせる。
![](https://chihokesta.com/wp-content/uploads/2019/04/02FF4F64-86E0-4FF2-A23C-AA6FAA6F6753.jpeg)
行動で我慢させる時もある、そのかわり感情、気持ちの面で充実させてあげることを意識しました。
「ほら、次男が笑ってるよ!長男のことが大好きなんだねえ」
「ほら次男、長男がオムツ持ってきてくれたよ。長男の持ってきてくれたオムツ、気持ちいいっていってるよ」
少し大きくなって次男が長男のおもちゃを取ったりする時は
「次男、それはにいにのおもちゃだよ。長男のことが大好きだから長男のおもちゃも欲しくなっちゃうんだねえ。困ったねえ。」
と、しゃべらない次男をいいことに「次男は長男が大好き」と刷り込みました。
心理学の「相手が自分を好きなら自分も相手を好きになる」という「好意の返報性」ってやつですね。
長男もまんざらではなく
「にいにのおもちゃ、かしてあげるね!」
と機嫌がよければできました。
他には怒る時に「お兄ちゃんなんだから!」と言わないこと、褒める時に「さすがお兄ちゃんだね!」と言うこと。
弟が出来たことで自分が損してる、とか自分ばっかり我慢してる、とかより
弟が出来たことでいいことたくさん!かっこいいお兄ちゃんになれる!
そういう気持ちになれるようにお話ししてました。
今は長男8歳、次男6歳、三男3歳、長女11ヶ月ですが
みんなそれぞれの兄妹のことが大好きです。
もちろんケンカもしますが、私が介入しなくてもちゃんと仲直りしてまた遊び出します。
赤ちゃん返り、うまく対応できるといいなと思います。
↓出産準備はAmazonベビーレジストリが便利!!